美養生講師
倭央さおりでございます。
WAO！WAO！
水瓶座下弦の月
情報の波にのまれないために
“自分の土台”を整える日
最近、こんな声をよく聞きます。
「やりたいことが分からない」
「いろんな情報を見すぎて、余計に分からなくなった」
「周りは変化してるのに、私はずっと同じところにいる気がする…」
仕事も家庭も、それなりに頑張ってきた。
でも「これからの人生、何を軸にすればいいのか分からない」
ふと、立ち止まってしまう…
わかります！
私も情報の波に溺れ、どうすれば良いのか
わからなくなった経験があります。
もう12年前になりますか…
この本に書きましたように
夫が、ガンで手術の後に抗がん剤治療をしていました。
あるYouTubeで、抗がん剤というのは
元々は戦争の時に使われた
枯葉剤の成分が使われていると…
また、それを裏付けるような研究データや本も出ていました。
実際、抗がん剤は夫の体を蝕み
日に日に体力は落ち、骨と皮になっていきました。
医者に任せているだけではダメだ！
そう思って、色んな情報を集めました。
自然食が良いと書かれていて
もちろん、食事は無農薬無添加。
毎日、人参とりんごとレモンを絞り
夫に飲ませていました。
また、これを飲んでガンが治った！というページを見つけ
高額なお茶やサプリや漢方薬
手あたり次第に購入して飲ませました。
この人の命を延ばせることなら何でもする！
私は必死になっていました。
ある本には、ガンのエサは「糖」だと書かれていて
食事からできるだけ糖を抜きました。
更に、ガン専門に開業していた医師は
今度は「塩を抜け」と言いました。
そして、塩も抜きました。
でも、砂糖も塩も抜いた料理の味は
本当に味気のない、楽しみのない食事になりました。
私は、毎日、そんな情報の波に溺れ
あっちへフラフラ、こっちへフラフラ…
気づいたら、
“人の価値観”ばかり追いかけて、
“私たち夫婦の感覚”が置き去りになっていたのです。
情報の海に放り出された小舟に2人…
添加物が沢山入った食事は
もちろんカラダに悪いです。
そして、砂糖や塩を抜いた食事は治療的に
正しいのかもしれない。
でも、味気のないごはんを
「不味い…」と思いながら食べるより
「美味しいね～」って
２人で笑顔で食べるラーメンのほうが数倍、カラダに良いことでしょう。
今思うと、この2人が、やるべき事は、
その正しさは、自分たちにとって
本当の正しさなのか？
更に、正しさとは
本当に幸せに繋がっているのだろうか？
そんな風に、自分の内側に問い直すこと。
そして、他の誰が何と言おうと
自分たちで生きる方向を決め
旗を揚げて漕ぎ出すことだった…。
2度目の水瓶座下弦の月からのメッセージ
5月20日 21:28、今年2回目の「水瓶座下弦の月」を迎えます。
この月のメッセージは、まさに
「風の時代の波に、流されすぎていない？」という問いかけ。
水瓶座は風のエレメント。
情報・改革・ネットワークを司る、時代の先端をいく星座です。
そこに「下弦の月」という
“見直し・整理・手放し”の作用が加わる。
つまり、
“情報過多になった頭や心を一度リセットする日”なのです。
しかも、今、太陽はおうし座（地のエレメント）にあります。
おうし座のテーマは、
「土台」「安心感」「五感」「今ここ」。
この2つの星のエネルギーが交差し
“風と土”のバランスが問われる日。
情報や人の言葉に振り回されるのではなく、
「私にとっての豊かさは何か？」
「私の人生の“根っこ”ってどこにあるのか？」
それを、ゆっくり見つめ直していくタイミングです。
今、生き方に迷っているなら、
まずは“情報”より“感覚”に戻ってみてください。
「私は何が心地いいと感じるのか？」
「私は何を大切にしたいのか？」
それが分かる人は、どんな時代でも、自分を見失わない。
風の時代。
私たちはもっと軽やかに、自由になっていい。
でもそのためには、“しっかりとした土台”が必要です。
その土台は、誰かが教えてくれるものじゃなく、
あなたの内側に、最初からちゃんとあるんです。
水瓶座下弦の月
あなた自身の“根っこ”と、静かに再会できますように。
Let’s Joy！
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